Joachim Andersen
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フルートのショパン「アンデルセン」 |
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アンデルセンは「フルートのショパン」と言われています。 一般にロマン派の作品が極端に少ないと言われるフルート作品において、アンデルセンは数々の美しい楽曲を遺しています。 |
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☆曲目☆
TARENTELLE Op.10 タランテラ
BARCAROLLE Op.24 No.4 舟歌
BERCEUSE Op.24 No.5 子守歌
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BABILLARD Op.24 No.6 おしゃべり
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VARIATIONS DROLATIQUES Op.26 スウェーデンの歌による滑稽な変奏曲
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監修 石原利矩
フルートの音楽史の中でヨアヒム・アンデルセン(1847〜1909)の名前はそのエチュードにより不滅の地位を得ています。しかし、特定の楽器だけの作曲家は一般音楽史の中では不当にも片隅に追いやられてしまうのは通例です。アンデルセンもそのような運命をたどりました。彼の作品はフルートのための曲が大多数を占めているからです。
彼は生地デンマークの音楽史の中でも同様の扱い方をされています。作曲家としての記述はきわめて少なく、どちらかと言えばフルーティスト・指揮者としての記述の方が優っています。
しかし、アンデルセンはフルーティストにとって重要な作曲家です。中でもエチュードは音楽性の高さから現在も多くのフルーティストに重用され、フルート技法の形成に貢献しています。
近年いろいろな分野で絶版楽譜の再版が盛んに行われています。アンデルセンもその一人です。しかし、それは曲集の一部分であったり、単一のピースであったりして未だ全てを網羅するに至っていません。
『アンデルセン フルート全集』は世界で初めてのことで画期的なプロジェクトです。アンデルセンの作品は作品番号のあるものがすべて出版されたとは限りません。欠番になっている作品がたくさんあり、残念なことにそれらは歴史の闇に隠されてしまっています。しかし、未出版で作品番号不明の曲も含み、今まで出版されたものはこの全集に全て網羅する予定です。それぞれの巻は、1巻から作品番号順に並べることができず順番は前後いたしますが、順次取り揃えていただければ結果的に全作品を手に入れることができます。
編纂にあたり、できるだけ初版楽譜を原典としています。しかし、フルート譜とピアノ譜との記号(スラー、スタッカート、アクセント、ダイナミックスなど)の不一致などは可能な限りオーケストラ・パート譜を参考にしています。
別版『アンデルセン・主題カタログ』も出版予定です。
この全集によりアンデルセンの全体像が浮き彫りにされ、作曲家としての再評価の一助になれば幸いです。
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